一生の宝物！両親からのファーストプレゼント・ベビーリング
ベビーリングとは？
ヨーロッパでは古くから生まれたばかりの子供に銀（シルバー）のスプーンを贈るという習慣があります。
これは赤ちゃんが安定した環境で、食べ物などに困ることなく元気に成長するようにと意味の込められたものだそうです。
日本では、そのヨーロッパの習慣に影響され、赤ちゃんにベビーリングという小さな指輪を贈るのが人気となっています。
赤ちゃんの小さな小指に入る大きさの指輪を作り、それを生まれたとき、もしくは1歳のお誕生日などに贈るのです。
ヨーロッパの習慣にそってシルバーの素材を選ぶのも良いですし、大人顔負けの本格的なプラチナやゴールドの素材を使い、ダイヤモンドなどを散りばめた指輪を贈る場合もあります。
そして最も人気なのが、赤ちゃんの誕生石を使った指輪のようです。
また、生まれた日、名前などを刻印することもできます。
最近では多くの専門店にてベビーリングを販売しており、両親からのファーストプレゼントとしてベビーリングを贈る習慣も増えています。
両親の結婚指輪とお揃いの指輪が作れることもあるようですので、親子でお揃いの指輪を持つことも素敵ですね。
ベビーリングを贈るタイミングは？
ベビーリングを贈るタイミングは特に決まったきまりはありません。
赤ちゃんが生まれる前に用意する方もいますし、生まれた後に作ってプレゼントをする形もあります。
また1歳の誕生日に合わせて記念に作ることも。
授かり婚の場合は、ベビーリングセレモニーといって、結婚式にて新郎から新婦にネックレスにしたベビーリングを首にかける儀式も人気です。
健やかで元気な赤ちゃんが生まれるような意味が込められているようです。
赤ちゃんの小指サイズに作った指輪とはいえ、実際はまだ小さいので常に身につけることは難しいです。
ですので、お子様が小さいうちはパパやママがネックレスにして身につけ、その後お子様が成長した際に両親からお子様に譲り受けることが多いようです。
世界に一つだけの小さな指輪。
一生の宝物として、皆さんも生まれてくる赤ちゃんにベビーリングを贈ってみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP）資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。
